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本当に読んだもの、聞いたもの、試したもので、よいと思ったものしか紹介しません。 マニアックじゃないけど少し偏った品揃えです。
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小林よしのり氏の「ゴーマニズム」シリーズの最新刊。

祭祀としての天皇と立憲君主としての天皇、
作者は、日本史において天皇という存在が、如何に有効に機能したか、中国史などと比較して紐解く。

無論、それは狂信的な天皇崇拝でもなく、
天皇をみこしにかつぎ、国粋的な策謀でもなく、
冷静、且つ純真に天皇とその歴史を見つめていると感じた。

正直、本書中段あたりで、感動して泣けてきてしまった。
なんというか、ただただ「ありがたい」とう気持ちになった。

その昔、西行法師が伊勢神参拝の折(当時は僧侶は拝殿までいけず、ずっと手前で参拝したらしいが)、

「なにごとのおわしますかは知らねども、
            かたじけなさに涙こぼるる」

という和歌を残されているが、なんだかそんな心境に。

天皇、憲法、9条、自衛隊・・・・など、この手の問題については、極端且つ短絡的に考えたり、反応する人が多く、やはいr戦後教育の根深さをひしひしと感じざる得ない。その事をもっとも熟知しているのは、隣国の韓国・北朝鮮であり中国であり、日本の世論のある種の分野は彼らに面白いようにコントロールされているのではないだろうか?

こんなことを書くと、右翼、好戦的とすぐに非難されるが、むしろそうやって、議論や意見を封印する社会のほうがよほど危険で思考停止の状態ではないかと思う。










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