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本当に読んだもの、聞いたもの、試したもので、よいと思ったものしか紹介しません。 マニアックじゃないけど少し偏った品揃えです。
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ケメックス(chemex) です。このフォルム、いいですね。

CIMG2013.jpg三角フラスコと濾斗を組み合わせようなガラスパーツにウッドパーツをあしらったシンプルだけど特徴的なフォルム。
シンプルながら絶妙なバランスで成り立っています。

ケメックス(chemex) に似せたものもよく見かけますが、なぜか放つ香りというか、魅力がまるで違います。それはブランドものと偽ブランドの違い、というものとなまた次元を別にする違いなように感じます。

さて、このケメックス(chemex)
元々はそのフォルムから想像するとおり、とある実験室から生まれたもの。ものぐさな研究員が手じかにある三角フラスコと濾斗でコーヒーを入れていたのがその起源。
それをその研究員の一員であったピーター・シュラムボーム氏が後にリデザインし製品化したもの。
ニューヨークの近代美術館(MoMa)の永久展示品に認定されていることでも有名です。

CIMG2025.jpgケメックス(chemex) のフォルムはたしかに独創的なものですが、奇をてらったデザインのためのデザインではありません。

たとえば、特徴的なガラスの
くびれ部分に配されたウッドと革紐の持ち手。デザイン的にも大きなポイントになっていますが、熱伝導率の低いウッドパーツを採用することで持ち手としての機能性も向上させ、さらにシンプルなパーツ構成と構造にしていることから部品の交換も容易になっています。


CIMG2026.jpgまた、球形のウッドパーツの下のガラス面には小さな豆粒大の突起が設けられています。これは、通用のコーヒーサーバーだと1cup、2cupなど目盛りが印字されるのをこの突起で示しています。たしかに、ケメックス(chemex) に目盛りが印字されていたとしたら、かなり興ざめな気もしますね。適正量を示す、いわば目安の役割を担っている。



 
CIMG2020.jpgコーヒーメーカーに課せられる最大要件は「おいしくコーヒーを淹れること」だと思いますが、ケメックスはそれに対しても答えを持っています。
ケメックス(chemex) でコーヒーを入れる際は、特製のコーヒーフィルターを使用しますが、このフィルターが正方形或いは丸型の濾紙で、それを円錐状折って、セットします。この円錐状というのがみそで、通常のフィルターに比べて、余分な酸味・脂肪分が取り除かれたコクのある旨みを抽出するといわれています。私の鈍感な舌では「なるほど!」と実感するには至っていませんが、極めて合理的に考えぬかれ導き出されたフォルムであることが判ります。
CIMG2018.jpg
どうやら人は、無駄のない機能に裏打ちされた造詣を「美しい」と感じてしまうのだと思います。

仮に、ケメックス(chemex) の成り立ちや個々の機能や薀蓄を一切知らなくても、この美しい造詣は、毎日のコーヒータイムをより豊かにしてくれると思います。

ケメックス(chemex) でコーヒータイム、いかがですか?

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